コロナウイルスによる短期留学ドタバタ帰国劇(1)

スポンサーリンク

さて、こんにちは。榊アキです。

コロナウイルスによる外出自粛が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回は2020年2,3月の短期チェコ留学で人生最大のピンチを更新したドタバタ帰国の話をしようと思います。

この短期留学は本当に行きに人生最大のピンチを塗り替え、帰国も人生最大のピンチを塗り替えました。

すごい。

こんな人生なかなかないよなと思いつつも、もう二度と経験したくありませんね。

スポンサーリンク

短期チェコ留学行きのドタバタ

まずは行きのドタバタです。

詳しいことは省きますが、往復中国経由の航空券を予約したのち、コロナが蔓延し始め、ヒヤヒヤしながら上海で乗り換えをした話です。

なぜか上海からプラハまで行くはずの飛行機が西安という中国の都市に途中で着陸し、強制的に降ろされたり、中国語でしか対応されず半泣きになっていたところを日本語のできる中国人男性に助けられ、お友達になったり、プラハについたらそのお友達になった男性が微熱で飛行機を降ろされ中国国内の病院に強制搬送されていた事実が判明したり、そんなドタバタでした。

詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてください。

こんなこともあるんだなぁと、海外旅行の参考にでもしてみてください。

まぁ、参考になるかはわかりません。

スポンサーリンク

日本政府による中国、韓国、イランからの入国制限

さて、とにかく無事にチェコに入国できよかったよかった、と語学学校に通っていたのも束の間。

いつの間にかヨーロッパ内でもどんどん感染者が増え、徐々に世界的危機になっているのを感じつつプラハでの生活を楽しんでいました。

そんな中日本政府は、3月の上旬に(詳しい日にちを覚えていません)「中国、韓国、イランからの入国を制限する」ということを発表しました。

え。

私の航空券は中国経由~~~~~~~~~~~。

入国ができないわけではないんです。ただ、帰国した後に2週間隔離になるとかそんな話でした。

私がもともと帰国する予定だったのは3月22日です。

この日に日本の成田空港に到着する予定でした。

そこから2週間隔離されるとなると……、

入社に間に合わない!!!!!!

絶望的です。ただでさえ入社前の研修とか「もう一回留学行ってくるんで☆」とか言って参加していないくせに、留学のせいで「入社も遅れます~」なんて言ったら社会をナメ腐ってるクソ新卒です。やばい。

絶対に4月1日には出社できるように、ということで、航空券変更に乗り出しました。

最初に予約して、行きに使った中国経由の航空券(上海経由)がもともと7万ちょい。

しかし格安航空券なので、返金はできません。

「まぁ安く買えた航空券だからなぁ~」と腹をくくり、この航空券は捨てにしました。

もうしょうがないです。

だって帰って出社できない方が人生のピンチですから。

数年でやめるにしても、さすがに初っ端から出社できない新卒とかそれだけで地雷です。

入社後の社会人生活、風当たりが強いのはホント勘弁。

スポンサーリンク

LOT ポーランド航空の航空券を予約

中国経由の航空券を捨てることを決意した榊です。

とりあえずなるべく安く、いい感じの乗り換えができる航空券を探します。

この時候補として挙がったのは、中東カタールのドーハ経由、ロシアのモスクワ経由、そしてポーランドのワルシャワ経由です。

この時、私が考えたことは中東はイランでコロナウイルスが流行っているので、カタールもこの2,3週間でコロナが蔓延してしまうのではないか、ということ。

そして、ロシアは入国するのにビザが必要です。

トランジットではビザを取得する必要はないものの、もし何かしらのトラブルがあってトランジットできない、日本への飛行機が飛ばない、なんてことになった場合です。

やばそう。

と、消去法で考えた結果、ポーランドのワルシャワ経由にすることにしました。

周りの人からの評価もとてもよいので、搭乗を楽しみにしていました。

周囲のヨーロッパ方面へよく行く教授の皆様や、チェコで出会った皆様、そんな方々からのLOTは腕のいいパイロットがいるよ~や、ご飯おいしいよ~、サービスいいよ~、なんて情報に少しワクワク。

この時の航空券代は約6万。最初の中国経由の航空券と合わせても約13万。

まぁカツカツだけど出せなくないし、大丈夫かなと。

遅くとも5月には初任給入るし。と何とも楽観的な榊。

挙句、元々21日にプラハ出発だったのを22日に予定変更して取り直しました。

オペラを見に生きたかった。

21日の夜に国立歌劇場(博物館ナーロドニームゼウムの隣)で『蝶々夫人』の演目があったんです。

『蝶々夫人』は2月に一度観たんですけれどね、あれが本当に美しくて楽しかったんですよ。

2月下旬に母がプラハへ旅行に来た際、着物を一式持ってきてくれたのでそれを着て見にいこ~と思っていました。

そんなことのためだけに……、と思われるかもしれませんが、本人としてはもう嬉しくてしょうがないんです。笑

「やったー!日程的にあきらめてたけど観に行けるぞー!!!」って。

まぁ結局3月10日とかにプラハの劇場全部閉まっちゃうんですけどね。

焦ってチケット買わなくてよかったです。笑

スポンサーリンク

迅速な対応を見せるヨーロッパ各国

新しく航空券を購入して一安心。

 

語学学校も3月の上旬で閉まってしまいましたし、人がいなさそうなところを歩き、街並みの動画を撮るなどしてゆっくり過ごしていました。

就職したらなかなかプラハに戻ってこられませんからね。

残り少ない2週間ほどの日々をゆっくり楽しんで、悔いなく日本に帰ろうと、いろいろ予定を立てていました。

 

ら、

なんと想像以上のスピードでコロナウイルスは拡散し、想像以上のスピードでチェコ政府は対応にあたりました。

日本政府が遅すぎたんですよね。わかっています。

 

チェコ国内の感染者が100人に達した時点で非常事態宣言?緊急事態宣言?を出し、あれよあれよという間にドイツ、オーストリアをはじめ国境の移動制限が始まりました。

びっくりです。

 

あれ~思っていたよりもどんどん街から人間が消えていくな~と思いながらも日常を過ごしていました。

残り1週間とちょっと。

 

まぁここまで来たら耐え。と、思っていたら、

新しく購入した航空券が使えなくなってしまいました。爆笑

 

続く

 

この記事のサムネイルについて

Instagramでは留学中の写真をまとめています。

これらをトリミングしブログのサムネイルに使用していますので、興味のある方はぜひのぞいてみてください。

こちらの方が画質よく見ることができます。

 

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Aki Sakaki (榊アキ)(@todays_townscapes)がシェアした投稿

コメント