榊です。こんにちは。
今回はゼミに入ったときの話です。
↓前回
このゼミに入らなかったら、
この先生と出会わなかったら、
きっと私はただカレル・チャペックが好きな、ちょっとチェコに興味がある程度の人間でしかなかったと思います。
それくらい自分の中では、大切な人生の分岐点になっている気がします。
チェコへ行った経緯を先読みしたい方はこちら↓
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経済ゼミに入った榊
2年のゼミ選択
昔、チェコ行きの理由をまとめた記事を簡単に書いたことがあります。
『ロボット』に関する話も少々載っています。
詳細記事↓ (今後のマンガのネタバレもあります。)
仮面浪人を諦め、まぁあんまり親に迷惑かけるのもよくないよなぁと、おとなしくそのままの大学で生活することを決めた榊です。
そのまま2年生に進級した4月、我々経済学部生はゼミ選択の時期になります。
(必修ではないので、入っても入らなくてもよい)
『ロボット』と出会ってから約4か月。
本当に何も考えず、前から順番に読んでいたゼミ要項の、前から2,3人目の教授です。
本当に雑な選び方をしたと思いましたが、あれで正解でした。
直感て大事ですね。
不思議な経済(?)ゼミ
卒業し社会人になった今思い返しても、正直、経済の研究をちゃんとやった覚えがほとんどありません。
私が経済好きじゃないから、記憶が限界まで薄まっている可能性もありますが。
このゼミに所属している間にやった活動↓
- ヨーロッパ旅行(アウシュヴィッツ見学)
- 手話の勉強
- 魚の研究
- 韓国の大学との交流
- 山形で農業研修(?)
- 愛媛の無茶々園で農業研修
- (チェコ留学)
- 先生のお家でお食事会
普段のゼミ活動というより、長期休暇の思い出が多いですね。
何をしていたんだかいまいちよくわかりませんが、驚くほど見識は広まりました。
自分の知らない世界は果てしなくどこまでも続いているんだ、ということを強く感じた。
そしてなんか同じゼミのやつらも変なのばっかりで面白かったですね。
というか、まぁ先生がブッチギリで不思議な方でした。(いい意味ね)
先生のお友達や知り合いの方がとっても多くて、というか、教授関係の人以外にも知り合いの幅が意味分からんくらい広くて、すごい人です。どういう交友関係なんだ。
おかげでヨーロッパ旅行も個人旅行じゃ行かないような場所、お会いできないような方々と会うことができました。
出会う人によって人生の豊かさとか、今後の選択肢、方向性って驚くほど変わってきますよね。
ゼミの活動ももちろんのこと、アルバイトやいつも行くバー、展示会で会った絵描きさんなどなど、今後もいろいろなところに顔出していきたいなぁと思います。(社畜)
カレル・チャペック『ロボット』のダイマ
私がドはまりしてチェコ語の勉強のモチベに繋がっている、カレルチャペック。
一番最初に読んだ彼の本です。
面白さは保証します。お時間のある方はぜひ。
カレル・チャペックによる戯曲
『R.U.R. Rossumovi Univerzální Roboti』(ロボット ロッサム万能ロボット会社)
岩波新書から千野栄一先生の翻訳で出版されています。
簡単にあらすじを紹介すると、とある孤島、世界中のロボットの生産を一手に担う工場の一室が舞台になります。
人間の代わりにロボットが労働をする社会へと変わった世界で、ある日突然ロボットたちが反旗を翻し、人類を抹殺していく…というお話になります。(ネタバレにならないようにほんとざっくりです。)
戯曲で基本的に登場人物の台詞しかありませんので、読書が苦手な方でも読みやすいと思います。
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留学中にたくさん街並みの写真を撮りました。旅行のできないこんな状況ですし、日本にいながらチェコ旅行気分を味わっていただけると嬉しいです。
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