チェコ語を勉強するのに使っている教科書(1)

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こんにちは。榊です。

とりあえず、ビザ申請に関する記事がひと段落しましたのでチェコ語の話をしていこうと思います。

 

ことばのはなしのカテゴリ第一弾です。わーい。 

まず先に断っておきたいのですが、このカテゴリは自分の復習用になります。

まぁそもそもチェコ語やりたいって人がほとんどいらっしゃらないので……。

 

でも、このブログを読んで「ちょっとやってみようかな」って思ってくださる方がいるかもしれないので。万が一にもね。何があるかわからないじゃないですか。

だからちょこちょこ書いていこうかなって思っています。

よろしくね。

 

ということで、今回はチェコ語を勉強するための本についてお話ししようと思います。
私が使ったことのあるものしか載せていません。

初心者の私が使った感想を主観ゴリゴリで書いているだけなので、チェコ語のプロフェッショナルが周りにいらっしゃる場合はそちらを頼ってくださいね。

 

聞きたいことがある方はお問い合わせをご利用ください。

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チェコ語の導入書

さて、まず本を探すとなると私は横浜駅へ出かけて中古も含む本屋さんをハシゴするのですが、基本的にチェコ語の本は店頭にありません。

取り寄せになるか、ネット注文になります。

 

まぁ手間を考えたら最初からネットで探す方が賢いかもしれません。

本屋さんへ行って、語学のコーナーを見て、英語、ドイツ語、スペイン語、中国語などなどの中からマイナーなチェコ語を探し出すのはかなり骨の折れる作業です。

私のように、時間をあまり無駄にしないようにね。(立ち読み星人)

 

まず初めにチェコ語の導入として、読んでみるといいのではないかなと思う2冊と辞書をご紹介します。

本格的な教科書についてはチェコ語の教科書(2)へ。

旅の指さし会話帳 チェコ語

「あ、そのシリーズ知ってる〜」そう思われた方も多いかと思います。

情報センター出版局が出版している、旅の指さし会話帳シリーズです。

 

見たことない方のためにざっと解説をすると、あいさつや、移動、地図、時間、買い物、ホテルなど旅行中のシーンに合わせたカテゴライズがされていて、「本を見せながら発音をすれば現地の方と簡単にコミュニケーションをとることができる!」というのを売りにした書籍です。

チェコはシリーズ番号36

 

この本は詳しい文法などは載っておらず、最低限旅行や生活に必要な単語と簡単な例文のみで構成されています。

そのため、きちんとした学習とまではいかないものの、実際の生活に必要な単語やその読み方、あるいはちょっとした観光地の情報なんかも載っているので「チェコ行きたいな〜」とか妄想しながら軽く単語を覚えるのに最適です。

 

チェコ語勉強する気がなくても、旅行の時にあると心の支えになると思いますよ。

チェコ語の仕組み

 

 

こちらは白水社から出版されている金指久美子先生の著書です。

「〇〇語のしくみ」というシリーズでいろいろな言語の本が出ているので、他の言語で知っている人もいるかもしれませんね。

 

白水社 ホームページ

先ほど紹介した指さし会話帳よりも語学を学ぶための本という方向性が強くなります。

とはいえ、導入編としての本になりますので変化の表が出てきたり、細かい文法用語が出てきたりするということはありません。

 

発音や、大まかな文のしくみ、てにをはなど、日本語との違いを知ることができる本です。

ところどころにコラムもあるので読みやすく、白水社のホームページから音声もダウンロードできます

 

チェコ語のしくみ 新版 白水社

一度に全て読むことができなくても、チェコ語を勉強しながらつまずいたときにこの本に戻ってくるという使い方もいいと思います。

通学や出勤の電車の中で読むのに丁度いい厚さと重さです。

 

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チェコ語の辞書

語学を勉強する上で必要になってくるのが辞書です。

「今は携帯で簡単に翻訳もできるし、別にいらないんじゃない?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。

 

正直、英語の勉強(勉強の目的や、やり方にもよりますが)であれば携帯で乗り切っても良いかと思います。

あまりお勧めはしませんが。

 

できなくはないという感じです。

 

チェコ語のように名詞が性によってそれぞれ7格変化し、その他形容詞、副詞、動詞も変化するとなると、一つの単語で品詞はなにか、名詞の場合性は何か、どういう変化をするのか、などなど把握するべき情報が多くなります。

基本的な規則があると言っても、どの規則にもかなりの例外が存在します。 

そういったときに、正直翻訳機のみですとかなり大変かと思いますので、辞書はあった方がいいです。

 

英語やその他メジャーな言語であれば単語帳なんかが多く出版されていて、それを見れば品詞や活用の仕方が分かるものもあります。

しかし、これからやっていくチェコ語は日本の本屋さんに在庫が基本ないような言語です。
(チェコに来てもチェコ語から日本語を引く辞書は全然無いよ)

 

あって損はありません。おとなしく辞書買いましょう。

 

(追記:2020年7月)
あるいは、インターネット上の辞書を使うというのもありだと思います。
これについては近々、別で記事を書きますね。

 

ちなみに「電子辞書の別売カートリッジはどうですか」と思われるかもしれませんが、某大手電化製品屋さんをいくつかハシゴしましたが「チェコ語」と言った瞬間に、軽く鼻で笑いながら「(笑)チェコ語~は、ありませんね〜笑」と言われます。

留学エージェントを思い出しますね。笑

(こちらの記事:留学準備のおおまかな流れ(1)2017年(大学3年生)冬)

 

さて、本題の辞書の方ですが私はこちらを使用しています。 

東京大学書林出版 現代チェコ語日本語辞典

 

 

チェコ協会へチェコ語教室の申し込みをした際に、一緒に辞書について質問したところこちらをオススメされました。

様々な種類が出ている英日辞典なんかと比べると使いづらいかもしれませんが、慣れてしまえばなんてことありません。

 

巻末の変化表などの付録も充実していて、分からないときはとりあえず辞書を開くという習慣ができました。

 

そしてこちらですが、相当語学書に力を入れた書店や、チェコ語の授業がある大学の生協とかなら取り扱いがあるのかもしれませんが、まぁ、まず書店に在庫はありません。

欲しいと思ったら早めに動きましょう。

さて、とりあえず導入書と辞書についてはここまでにします。

 

実際に文法なんかについて勉強するのに使用している書籍はチェコ語の書籍(2)で紹介していきます。

 

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