ヨーロッパの国際線に遅刻しそうになったけど、文明の利器に救われた話

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現在チェコのプラハからスペインバルセロナへ向かう飛行機の中で書いています。
榊です。

はじめに申しておきますと、結局かなり余裕で飛行機に間に合いました。
(飛行機の出発が遅れたのを抜きにしても)

 

本当にどう頑張っても出発時間に空港に着かないなど、遅刻が濃厚かつ、藁にもすがる思いで検索からこの記事を読み始めた方はUターンしてください。もっとためになる記事があると思います。
私はめちゃめちゃ焦ったけど普通に余裕だった人です。
 
(ただ、預け荷物なしで、オンラインチェックイン済みだが、搭乗開始にギリギリ間に合わないくらいであればワンチャンあると思うので急いだほうがいいと思います。)

あなたが飛行機に間に合うことを祈っています。

 

さて、ここ数ヶ月ブログの下書きやネタのまとめはかなりの数書いてはいたものの、試験やその他個人の事情で更新が滞ってしまい申し訳ありません。

 

こちらは新学期が始まり、日本では丁度大学生の長い春休みの期間に当たりますので、今回ゼミ生がヨーロッパに遊びに来ます。

スペインのマドリードからバルセロナ、プラハ、ハンガリーのブダペストと旅行をする3人に私はバルセロナから同行します。
(一日早くプラハ帰るんですけれどもね。)

その他3人のゼミ生と先生はプラハで合流です。
自由度の高い旅行は楽でいいですよね。
興味関心を持つものは人それぞれですし。

 

今回学んだこと

  • オンラインチェックインめちゃくちゃ楽
  • 荷物は機内に持ち込めるサイズのみがベスト
    (元々旅行荷物は少ない勢でしたが、今回やっぱそうだなぁと再認識)
  • どんなに準備しててもトラブルは絶対起きる

 

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遅刻魔

さて、最近(2019年2月から3月にかけて)Twitterでは『遅刻常習犯目線から時間を守る人へのお願いしたい事』というクソツイートが大炎上かましてましたね。

途中で「大事な予定はちゃんと時間通りに行く」という燃料投下でさらに燃えてました。
そりゃみんな怒るわ。

 

かく言う私も筋金入りの遅刻魔でして……、
友人との約束だけでなく、大事な用事も毎度の如くトラブルに見舞われ、遅刻かギリギリになりがちです。

高校時代はあまりにも朝電車が遅延しすぎて、担任に「お前これ遅延証明書…偽装じゃないのか?笑」って授業中の教卓前で言われたくらいです。

 

遅刻は相手に失礼だし、近年ものすごく頑張って遅刻癖を治しているんですけれど、やはり何かしらのトラブルが起きがちなんですよね。

今回もでした。

置き時計が止まった。

 

起床時間は結構早めでした。
スマホを見て、部屋の置き時計を見て、支度をし始めました。

と言っても、自分が遅刻魔なことは重々承知していますので荷物は昨晩完璧にしてあります。
身支度を整えて、余った時間で今週あるプレゼンのパワーポイントとチェコ語の作文課題をやっていました。

かなり没頭してこなしていたのですが、机上の置き時計を見ながら「全然時間過ぎないじゃん余裕〜!!」とか思っていたんです。ばか。

ふとパソコン画面右上の時計を見ると、寮を出る時間を大幅に過ぎていました。

時計止まってんじゃん!!!!!

しかも時計が指している時刻は起きてから15分後。
このタイミングで止まるとか嘘でしょ、運なさすぎかよって。

 

まぁピーピー言ってもしょうがないので、大急ぎで空港までの経路を調べ直すと、到着予定時刻は搭乗開始の10分前……。

普通にやばい。
しかも国際線です。

 

チェックインカウンターへ行って、保安場を通って、搭乗ゲートまで走って……。
え、大丈夫????

とにかくワンチャン祈りつつ、バスとメトロを乗り継ぎ空港へ向かいます。

が、空港遠すぎ問題。

 

寮も空港も中心から離れており、そして空港と寮はまさかの真反対の位置。
留学初日にタクシーで来て「アホみたいに距離あるじゃん」とか思ってた私……ちゃんと覚えとけよ。

何度も言いますが、留学中の寮は中心街や学校の近くにしましょう。(戒め)

 

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フライト遅刻の前科持ち榊

もう冷や汗ダバダバです。
空港まではバス→地下鉄→バスの順番で乗り換えなのですが、地下鉄は電波が入らないため、バスの中で必死に早い乗り換えと、飛行機に間に合わなかったときの対処法を検索します。

 

実は、日本の国内線では一度乗り遅れたことがあるんです……。
フライト遅刻の前科持ちです。

2年ほど前、所用で北海道へ行く予定の際に飛行機に遅れたものの、幸いにも次の便に空きがあるとのことで振り替えてくださいました。
エアドゥのお姉さんに感謝です……。

そして遅れてごめんな友人……。

 

そんなことを言っても国内線です。今回は国際線。しかも日本からではなくチェコ発。

状況が全く違うわけです。参考にもなりません。

 

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国際線に遅刻しそうな時にするべき行動

さて、前科持ちといえども国内線です。

国際線の遅刻なんて、前の飛行機が遅れてそのまま乗り換えもギリギリになったことくらいです。
私のせいじゃないやつね。

 

今回は航空会社のせいでもない、ガチな遅刻をかましそうという状況です。
しかもヨーロッパ圏内で一人飛行機に乗って出かけるなんてお初です。

 

電話をかけるにも、英語はできねえチェコ語もA2レベル(日常会話に産毛が生えたくらい)の私が電話かけてどうにかなるとも思えません。
会話が理解できずに更にテンパるのは目に見えています。

これでバルセロナ行きですから、スペイン語とか話されたらもうやばい。
動詞の活用すら覚えてねえよ。

 

ということで電話はしませんでした。
というかメトロの中だと電波入らなくてできないんですよね。

語学が堪能な方はなるべく電話しましょう。

 

それから、乗り換えのタイミングで一本早いバスや電車に乗ることが可能か調べる。
これ大事ですよね。

アプリで出てくる乗り換え案内は、乗り換え時間を結構長めに取っていることもあるため、急げば一本早いのに乗れるかもしれないし、到着時間が早まるかもしれません。
アプリを変えたり、出発場所を変えたりして調べてみるのがいいかと思います。

私は10分早まりました。

 

そして今回、私は前もってオンラインチェックインを済ませていました。
これは普通空港のチェックインカウンターで荷物を預けつつチケットを発行してもらうという一連の流れを、予めネット上で行うというものです。

預け荷物がある人はオンラインだけでなく当日にカウンターへ行かないとダメですよ。

 

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空港到着

プラハのヴァーツラフハヴェルプラハ国際空港(Letiště Václava Havla Prahaはターミナルが1と2に分かれていて、1がシェンゲン圏の外との行き来に使われ、2がシェンゲン圏内の行き来に使われています。

まぁそんなに大きい空港ではないので、間違えてもターミナル間の行き来は徒歩5分くらいでできます。

 

搭乗ギリギリの時間ない奴は、ターミナル間違えてる場合ではありません。
気をつけてくださいね。

 

出発ロビーは2階なので、バスの到着と同時にダッシュでエスカレーターをのぼります。
この時点で搭乗開始15分前。

わたわたしながらインフォメーションのおばさんにオンラインチケットを見せると「あー、バルセロナ行きはすぐそこの保安検査場よ」とダルそうに教えてくれました。

対応速くてありがとうおばちゃん。
これが丁寧な日本のお姉さんとかだったら丁寧すぎてちょっと時間食うだろうな、と思いチェコの接客の適当さに感謝しました。

 

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保安検査場であわあわする

ダッシュでオンラインチケットを機会にかざし、保安検査場に入ります。

荷物を流す手前にチェコ人の若いお兄さんが「コート脱いでね〜時計外してね〜スマホ出してね〜」と一人ひとりに説明していました。

 

私が一言目で「Dobrý den」とチェコ語で挨拶をしたためか、前の白人のお兄ちゃんたちには英語で説明してたのに私にはチェコ語でゴリゴリ話されました。

お兄さんが何言ってるのか分かる……自分チェコ語力伸びてんじゃん……と感動していたらベルト外し忘れてピーって鳴っちゃいました。
あほ。

もう一度通ったら今度はブーツが鳴ってしまってもうあたふたしました。
何やってんだ自分。

 

お兄さんは細身で高身長金髪碧眼のイケメンでした。
チェコ人って結構地毛暗い色が多いので、逆に印象に残ったのかもしれません。染めてんのかな。
そして久々にイケメン見た気がします。眼福。

(あんまでかい声で言えないのですが周りにあんまイケメンいないんですよね。)

チェコ人そんなイケメンいn((

 

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搭乗口

保安検査場を通ったあたりから、あ、これ結構余裕やんけ。と気づき始めます。

バス停から保安検査場抜けるまで約10分。
めっちゃ早い。便利な世の中だ。

オンラインチェックインマジで神。

 

でもまぁ何があるかはわからないので、急いで搭乗口へ向かいます。
既に搭乗口では列ができていたのですが、搭乗開始が早まったり問題が起きたりしている様子もありません。

助かったぁああああアァァアアア

いそいそとベンチに座り、間に合った事に安堵しつつこの記事を書き始めたのですが……、一向に搭乗が始まらないんです。

 

あれーと思っていたのですが、どうやら飛行機が遅れている模様。

ここでも遅延の力を発揮してしまうのか……と、高2のときに「遅延の女神」とあだ名を付けてくれやがったクラスのみんなを思い出しました。

みんな、電車やバスだけじゃなくて飛行機も遅れやがったよ。

 

9:55搭乗開始予定がズレ込み10:15に。
出発予定時刻10:35のはずが、私の搭乗した時刻が10:35……。

あんなに気を揉みながら急いだのに……。
先日の口述テスト並に不安で泣きそうになったのに…。

まぁとりあえず間に合ってよかったです。

 

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バルセロナの空港にて

最終的に20分遅れでプラハを出発し、到着は予定時刻通りの13:00。
パイロットすごい。

プラハ市内では、日本以上の正確さでバスやトラムが来るため感覚がズレていましたが、海外だとこれぐらいが普通なんですよね。

 

飛行機を降りるとき、直前までチェコ語を話していたCAさんと目があった時に「Dobrý den!」と挨拶をしたと同時に向こうから「Hola!」とスペイン語で挨拶をされ、お互いに「「そっちかぁ〜〜〜〜〜」」ってなった。

クスクス笑って「良い旅を」とチェコ語で言ってくれてなんかほっこりしました。

 

追伸:バルセロナに着いてスマホを見たら、合流予定の友人たちが乗ったマドリード発の飛行機も遅れていました。

私がバルセロナに着いた時点で、まだ離陸もせず「ずーっとマドリードの空港で3時間待機してます」というとんでも状況でした。

 

仕方がないので榊さん、バルセロナの空港でワイン飲みながらのんびり課題。

本当は昼間だし、今日も観光したかったので酒じゃなくてコーヒー飲もうと思ったんですよ。

スターバックス激混みでやばかったんです。
外にもスタバのカップを持った人間が座りん混んでいるんですよ。無理。

仕方がないのでワインです。
まぁね。しょうがないよね。いいでしょ酒飲んでも。

ベーグルもレモンタルトもワインもとっても美味しかったです。

 

数時間後、ワインも飲み終え課題も終わらせ、無事合流できました。

どっちの飛行機もちゃんと飛んでよかったなぁ。バルセロナを楽しみます。

 

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