こんにちは。榊ことskkです。
本記事はゆる言語学ラジオの非公式企画Advent Calendar 2022、20日目の記事です。
詳細↓
長らくブログを放置しておきながらいきなり知らんコンテンツの知らん話で大変恐縮です。
(チェコ留学の手続き関係以外でこのブログにアクセスしてる人きっとそんな多くないし。まぁいいでしょう。私の庭だ。)
ちなみに、アドベントカレンダー昨日はをりまこさん。
ガチすぎる……。上の記事読んだ上で今ここ書いてるんですからね。
20日にUPできるのかなぁ。
今回は私のn=1体験談。
英語が本当に苦手だけどチェコに留学して、チェコ語やって、一人でヨーロッパフラフラ旅行してた私は、英語苦手意識がちょっとマシになったよ、って話です。
ゆる言、英語の話多いよ~~~~~~泣
当たり前っちゃ当たり前。
義務教育終わらせた人間が何を言ってるんだ。とは思うものの、
私は英語アレルギーか、というレベルで苦手です。特に文字を見ただけでウッってなる。
(大学受験はゴミ大なので乗り切れました。し、国語と社会科だけは得意でした。)
サポーターDiscordサーバ(ゆサDって言うらしいです。個人的にはあまり馴染んでない。)に入ったときも思いました。みんな英語に抵抗なくスイスイ英語の記事とか読むじゃん。こわ。
自分以外みんなが英語できる気持ちでいます。が、きっとサーバー内外問わず、私以外にもいる気がする。
義務教育を修了したものの、英語の文章見るとちょっとうげっと思ってしまうあなた。
いつか海外旅行してみたいな~でも英語は無理だしな~という諦めモードのあなた。
拒否反応を和らげたい、英語できるようになりたいあなた。(何をもってできるとするかは人によりますが)
ゆる言で英語を使って文法説明されるとヒィ~ン泣と思ってしまうあなた。
そんな人が一人でもいるかもしれないと思い、この記事を書きます。
n=1の身の上話をうへぇと思う方、英語できるわい!な方は当サイト内をフラフラしてみてください。
長期プラハ留学の話とか、コロナの流行りはじめに同じくプラハへ短期留学して、行きも帰りもドタバタした話とかがあります。(完結してない話も多いよ)
君もチェコ語をやろう!!!!!!!!!
以上!
……と言いたいのですが、別にチェコ語じゃなくて構いません。
何でもいいです。
能動的に楽しめる英語以外の言語を見つけよう。
英語できない人、嫌いな人は、何故英語に対してマイナス感情を持ってしまっているのでしょうか。
・義務教育でいい先生に出会えなかった。(授業の質が悪く何を学ばされているのか、目的、目標は何なのかしっかりわかっていなかった)
・英語圏の文化にあまり興味を持てなかった。(歴史、映画や小説、工業、ハリウッドセレブなどなんでもよし。)
・上記のマイナスに加えて、学生時代の「英語は将来ためになるから」「絶対ちゃんとやった方がいいよ」といった周囲からの言葉に嫌気がさしていた。
・別に海外行かねぇし。などそこまで必要と思ってなかった。
皆さんどれか当てはまりましたか?
私は全部~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!(Big smile)
という人生を歩んでいたのですが、一冊の本に出会い、初めて降り立ったプラハに惹かれ、いつの間にか留学していました。
ただただ、惚れた本を原文で読みたい、その気持ちだけをもってチェコへ行きました。
(美味いビール毎日飲みたい気持ちもちょっとあったけどね。)
英語できないし英語の文章見るとウッって拒否反応示すレベルの自分。
そんな私に必要だったのは、本気で好きになれるコンテンツだったんだなぁ、と思います。
ちなみに、本当はチェコへ行く前にある程度英語を勉強していく予定でしたが、結局全く手を付けませんでした。
チェコ語もほぼゼロ。
それでもどうにかなったし、何ならチェコ語を勉強してある程度日常会話ができるくらい文法が頭に入ってからの方が、英語に抵抗なくなりました。
好きなコンテンツを見つける大切さ
やらなきゃいけないこと、って嫌ですよね~~~~~~本当に気持ちが入らない。
受験で使うから、旅行で使うから、仕事で使うから……実用に重きを置くと、勉強するとき毎度「よっこいしょ」感が出ます。
これが一番いけない気がする。
そもそも、英語できない無理~~~な病にかかっている人間は、別に無理に英語やらなくていいよ。
それでも、日本語以外の言語が何かできたらいいな、なんて気持ちから「一番使えるのは英語」という実用面だけで英語を頑張るあなたへ伝えたい。
一旦英語をポイして他の言語やろう。
私の場合チェコ語はカレル・チャペックの戯曲がきっかけでした。本気で惚れた。
本当に好きで好きで、様々な先生が翻訳してくださったものを何度でも読み返しています。大好き。
単語一つずつでもいい、ゆっくりでいいから自分の力でチェコ語の原文を読みたい。
その気持ちだけで言語学習のハードルがかなり下がります。
そういうの、巷の英語勉強法とかでよく言われてますよね。好きな映画を見よう!とか。本当にそう。
でも別に英語圏でそこまで惚れたものないので……だから私はチェコ語やってます。
何語やったっていいのよ。
他の言語をやったら一回英語に戻ってみる
やってみる言語が、英語よりも文法がややこしいほどいいです。
え!!!!!!!!!英語って名詞に性ないじゃん!!!!!!!1つの名詞で14種類の格変化を考えなくてもいい!!!!!?!??!??変な巻き舌がない!!!!!!!!人の名前そのまま呼んでいい!!!!神!!!!!!!!!!!ってなります。(個人差有)
(チェコ語には呼格というものが存在していて、名詞の変化の一つなのですが、エヴァ(Eva)さんのことを「おーい!エヴァさん!」などと呼びかけるときに「エヴァ(Eva)」から「エヴォ(Evo)」に変わります。)(チェコに行ったら「アヤカさん」は「アヤコ!」と呼ばれます。)(慣れるまでの違和感がエグい)
もともとの英語がダメでも、他の言語を介して英語の理解が深まる気がします。
古典などとはまた違う、日本語以外の文法を「真面目に」学ぶと、日本語はもちろん、英語も比較しながら理解できるようになります。
右も左もわからずとりあえず、英語はとりあえず単語覚えて~とやらされていた中学生の自分は何だったのかなぁという気持ちが……。
俺は英語以外の言語をやったんだぞ、という気持ち
個人的には本当にコレ。
上記の文法ややこしい言語が良いよと言ったのもここに繋がります。
さらに話者数が少ないとさらに良い!気持ちの問題ですがね!(チェコは人口約1000万人。(比較:東京都の人口は約1400万人))
「我、チェコ語できる人間だが!!!?!?!!!(当社比)(日本人のわりにはできる)(もっとできる人もいる)(日常会話に毛が生えるか生えないか程度です)(デカいこと言ってすいません)」
の気持ちのおかげで、留学中は時間見つけてチェコ国内やヨーロッパをフラフラしてました。
(チェコ語はチェコとスロバキアでしか通じませんけどね!)
あの文法クソダルチェコ語をそこそこやったんだから英語できなきゃ嘘だろ、の精神です。(嘘です)(今も英語ゴミです)
でも日常で英語を見た時、外国語を見た時のウッって気持ちは昔に比べてだいぶマシになりました。
とりあえず読んでみよう、という姿勢に変化したのは大きいです。
ゆる言で文法の話が出てきたとき
こちらもチェコ語やっていなかったら「あぁ~~~~無理。」とリタイアしてたかもしれません。
サポーターサーバ内でも、嶋村先生やその他さまざまな言語をやっている方、いろーーーんな人が文法や言葉の話をしている時に(英語はわからないけどチェコ語だとどうだろう?)と考えられることがしばしば。
それだけでもだいぶ価値がある気がします。
日常ではまっっっっっっっっっっっっっっっっったく使わないチェコ語ですが、一つ頑張ってやってみたら意外と英語に対する気持ちもマシになり、ちょっと心に自信を持てたかな~って話でした。
英語ができないんだから、他の言語なんて無理に決まってるじゃん…!って人がいたら、私もそうだったよ。って言ってあげたくて書きました。
英語無理マンはチェコ語の文法で一回殺されてみるといいかもしれません。
チェコはいろいろありますからね。好きになれる要素はたくさんあります。
ひとまずそこのビール好きなあなたはコンビニでウルケル買って、ニューエクスプレスチェコ語を注文してみてください。
楽しいチェコ語の世界があなたを待っている……かも!
(てかサーバ内チェコ語やってる人絶対いるでしょ。ぶっ殺されないかな。)
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